【裏つるや】生まれて初めて肋骨を強打したお話
去年のクリスマス寒波のことです。
道路は凍結してつるっつる。
夜にさすがに自転車に乗るのは危ないと思って、
ハンドルをしっかり持って押して歩いていましたが、
私の足が滑ったのが先か、自転車が滑ったのが先か、
私は自転車の上に勢いよく倒れてしまい、
サドルかフレームか何か硬い部分で、
右下のあばら骨を強く打ちました。
イテッ!やばっ!あばら骨打っちまったい!
折れた?自分、大丈夫か?
立とうとしても、
道がつるつる滑って立てません。
自転車も滑って起こせません。
おいおい、困りましたよ、
人が来る前に立ちたいのに(苦笑)
打った直後はめちゃくちゃ痛かったのですが、
なぜかすぐ痛みが治まりました。
えっ?結構強くぶったのに?
思ったほどたいしたことなかったのね、と思いつつ、
でも結構勢いあったのに痛くないなんて不思議です。
とりあえず座ったまま、まずは息を吸って吐いて~。
呼吸ができることで、
肺は大丈夫なことを確認しました。
よし♪OKじゃ。
次に、他に痛いところがないか、血が出ていないか、
座ったままあちこちさすって確認。
よし♪痛くない痛くない。
次に、夜やで誰も見てないわな~と思いながら、
周りに誰もいないことを確認っ。
よし♪見てない見てない、見られてない(はず)
地面に這いつくばりながら(笑)
何とか立ち上がり、
一番強打したところをさすってみました。
あんなに打ったのに不思議なのですが、
本当に痛みがありませんでした。
そして自転車を立てました。
なんじゃいもう、あぁ恥ずかし~と思いながら、
何事もなかったような顔をして、
でもまた滑ると今度こそ骨折する気がしたので、
特に慎重に帰りました。
家に帰ってから、
打ったところを鏡で見てみました。
赤くもなく腫れてもいません。
手で押してみると少し痛いのですが、
本当にほんの少しだけ。
へ~、内臓を守る肋骨って強いんやなぁ!
肋骨さん、身体を守ってくれてありがとうね♪と、
肋骨さんをナデナデして、
人体の不思議に感謝しました。
そしてその日はほとんど痛くなく、
いつものように無事に一日が終わりました。
ところが・・・
2日目、3日目と経つと、
痛みがだんだん増してきました。
じっとしている時はさほど痛くないのですが、
歩くと痛い、うつむくと痛い、息すると痛い、
仰向けに寝ると痛い、起き上がるのも痛い、
右手を伸ばすと痛い、右手を挙げるのも痛い、
右手で物を持つと痛い・・・
何をしても痛くて辛いのですが、
なんとか我慢、我慢。
ただ、クシャミと咳だけは別!
激痛も激痛!恐ろしく激痛です!
咳は我慢してある程度出ることを抑えることができても、
クシャミはどうしても抑えることができません。
クシャミや咳をする時は、
肋骨を広げないイメージで、
両手で体をぎゅっと強く強く抑えて、
なるべく小さい声で出しました。
・・が、いくら声を小さく抑えても
クシャミや咳の後は、「うぎゃー!イテ~!」
悶え苦しみました。
これって、
もしかして肋骨にヒビ入っとるとか・・・?
だんだん痛みは増すものの、
見た目は赤くも黒くもなく、腫れもありません。
押せば、打った直後より確かに痛いけど、
ヒビが入っとればもっと痛いんじゃない?
しかも、赤く腫れたりするんじゃない?
見た目は何にもなっとらんで大丈夫・・・と思ったり、
でも、かなりキツイぞこの痛み、
ヒビ入っとるんかな・・・と思ったり。
迷って迷って、
やっぱりいつものお医者さんに診てもらおう、と思ったその日は、
ちょうどお医者さんが、
年末年始の休業に入った日でした。
ありゃりゃ~
でもま、いっか、年が明けてまんだ痛かったら、
そんときに診てもらえば良いや~、
と、年明けを待つことにしました。
痛みは治まらず、寝返りもきつく、深呼吸が痛く、
これ以上呼吸ができんようになったらマズイなぁと思いつつ、
年末は痛みを我慢して過ごしました。
そして年が明け、
お医者さんの診察が始まった頃には、
痛みのピークは越えました♪
まだまだ痛いのですが、
ピークを越えたことで回復を実感した私は、
お医者さんに行かない判断をしました。
(私の真似しないでくださいね。
皆様は自己判断せず、お医者さんに診てもらってください。)
そして一日一日と、
痛みが少しずつ小さくなるのを感じました。
身体って凄いわぁ!治癒力に感動です。
でも痛いものは痛いので、
動いては「イテ」、動いては「イテ」。
言うつもりはないのですが、
毎日「イテイテ」言いながら過ごしました。
そして肋骨を打ってから約1ヶ月。
立つのも座るのもクシャミするのも、
やっとで平気になりました。
めでたしめでたし♪
でも本当は何やったんやろう、
打撲?
ヒビ?
・・・?
今も気になります。
言いたいことはだた一つ。
肋骨を強く打ったら、
お医者さんに行かれることをおすすめします。