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【裏つるや】長いなが~いお話。足の親指の悲劇③



治療1回目に続き、治療2回目。
お医者さんに外反母趾の装具を作ってもらいました。
装具ありがたや~♪
装具がないと親指とその横の指が重なり、
陥入爪(巻き爪じゃなかったっ)の患部を、
踏んづけて刺激します。
これが痛いのなんのって。
装具を作ってもらったあとは、
例のグイグイに苦しみました。


治療3回目。
グイグイされている時は、
一体どんなことをしてもらっているのか、
お医者さんに見せてもらいました。
すると、
お医者さんは説明しながら、
細い道具でコットンをグイグイグリグリ。
うわぁぁぁっ!
痛いの痛くないのって、こんなことされりゃ痛いはずですわ。
(これ以上は自粛します。思い出しても痛いっ)

こんな小さな処置なのに、おばさんが痛がる。
人間とは何と弱いものよ・・・
その声は多分、待合室に聞こえるはず。
「おばさん、うるせ~な~」と思われているかも知れない自分が、
恥ずかしいやら可笑しいやら。
あまりの痛さに、
本当に声を出して笑ってしまいました。

あははは先生スンマセン、イテッ!
何かアハハ笑えてきてウワッ!
アハハ笑っとる場合ではイテテテ!
ないんやけどイテッ!
笑えるんですイテテテッ!
アハハハ~
(足が反射的に動くと)
足が逃げたアハハハ~
アハハ足を押さえてくださいイテッ
アハハ~

もう、分けわからん状態でした(苦笑)

お医者さんは
「この処置で少しずつでも良くなればいいけど、
なかなか治らん感じがするで、
様子見て切ることもあるでね。」

私「切る?・・・麻酔してもらえます?」

医「麻酔するよ」

良かったぁ。、
麻酔と聞いてちょっと安心しました。
塗り薬はまだたっぷりあるので、
飲み薬だけをもらって帰りました。


そして治療4回目。
同じくグリグリでイテテテ&アハハハ。
医「このままずっとこれ(グリグリ)を続けるのは辛くて大変やし、
切っちゃった方が治りが早い。次回に切るよ。」


・・・と言うことで治療5回目の今日、切ってもらいました。
麻酔は1本では効かずに2本。
注射痛いよ、2本目もっと痛いよ、がんばってな~と言われましたが、
グリグリに比べたら全然楽勝です。
どんなふうに切るのか見たかったですが、
パチン、パチンと、切る音が小さくするものの、
ずぐガーゼで押さえられて見えませんでした。

麻酔が切れたらどうなるかと思いましたが、
予想したより痛くないので良かったです~。
時々、チリチリした痛みが走ることがあるけど、
グリグリやらグリグリ後に比べたら、
全然大したことありません。
出血でガーゼが真っ赤になった時のお手入れ法も教わりましたが、
真っ赤になることもありませんでした。
あぁ、良かったぁ。

明日は消毒だけにお医者に行ってきます。
これで快方に向かうかな♪  

【裏つるや】長いなが~いお話。足の親指の悲劇②




足の親指の悲劇の続きです。


ここ数ヶ月、
歩きながら右足親指の指先を、
床にひっかけることが多くなりました。
親指が下向きに曲がって、
床をするような感じになり、
地味に痛いです。
痛みはすぐ治まるので良いのですが、
何だかしょっちゅうぶつけます。
自分の親指につまずきやすくなった感じです。
これまでこんなぶつけ方、しなんだんやけどなぁ・・・。
転ばんように気を付けんにゃなぁ。


そして、
だんだんその右足の親指が、
その横の人差し指(?)側に寄って、
人差し指が上に乗るようになり、
歩くたびに人差し指が親指の爪の横側を擦り続けていた結果、
親指の爪に菌が入って炎症を起こしました。
ここ数日間、
なんか歩くと痛いなぁと思いつつ、
大した痛みではなかったのでそのままにしていたら、
「イテッ」と声がでる痛さになってしまいました。
化膿して指がパンパンに腫れています。

これはさすがにマズイぞ、
今度こそお医者さんに診てもらわんにゃだしかん・・・。

でもお盆期間でお医者さんはお休み。
お休み明けを待って、診てもらうことにしました。

その間、
親指と人差し指の間に詰め物をして、
指の間に隙間を作り、
指が痛いところに当たらないようにしました。
でも・・・触らんでも痛いんじゃさ~。
そしてこういう時に限って、
あちこちでぶつけて悲鳴を上げてまうんやさ~。

***********************
さて今日。
早速お医者さんに行きました。

半年前からこれまでのお話を、
お医者さんにず~っと聞いていただきました。

そしてレントゲン撮影をしていただき、
外反母趾の重度で、
放置するわけにはいかない段階なので、
その治療を開始することになりました。
でもまずは、
化膿したところを処置していただき、
次回の診察日を予約し、
飲み薬と塗り薬をもらって帰ってきました。


この「処置」が痛いことは覚悟していましたが
・・・噂通りに痛かったです(苦笑)。

私は横になっていたので、
どんなことをされたのか分かりません。
ただ、軽い痛みを我慢していると急に激痛が走り、
その激痛が長かったり、短かったりしました。
手慣れた感じの容赦ない先生の処置に
痛みに強いと言われたことがあるおばさん(私)も、
「あうう~」「わわっ」「ううっ」「うぎゃっ」「おおうっ」と、
何度も声が出てしまいました。
その度にナースさんが、
「あぁ💦痛いよな💦
「がんばって」
「もう少しやよ」と応援してくださるのですが、
(気持ちはありがたいのですが)
それがまたちょっと恥ずかしかった(苦笑)

今は家にいます。
あれから時間が経っていないからだと思いますが、
処置後の方が痛い~っ。
じっとしていても痛い~っ。
歩けばもっと痛い~っ。
ひょっとすると、
6ヶ月ほど前に親指を「バチン」とケガした時よりも痛い?
とにかく急いで歩けんので、
今日は早めにトイレに行って、慌てんようにしますっ。

今日は仕事がお休みで良かったと思いました。
この痛さではお店に立てません。

これからだんだん楽になるはず♪なので、
明日は今より歩けると思いますが・・・
それにしても痛いっす。

なんにしても、
お医者さんには早めに行きましょう。  

【裏つるや】長いなが~いお話。足の親指の悲劇。



今年の2月上旬のことです。
その日は定休日でした。

我が家の靴脱ぎ場にて。
慌てて靴を脱いで、30cmほどの段を一段上がったら、
足の乗せ方が浅かったようで、
段の端っこに右足の親指を強く引っかけた感じで、
ズルッと足を滑らせてしまいました。

足元は真っ暗で見えなかったので、
実際はどんなことになったのか分からないのですが…
感覚としては、
右足の親指が段から落ちた時に、
指先が段の角にガリッと強く押し付けられ、
爪が根元から上にバチッと折れ曲がった後、
すぐにバチッと元に戻った感じがしました。

「痛ってぇ~!しまったぁ~、爪割れたぁ」
思わず大声をあげました。
急いでいる時だったので、
こんなところで痛いことをした自分に腹が立ちました。

その場で靴下を履いたままの指先を見ると、
めちゃくちゃ痛いけれど、
靴下からは血が滲んでいない様子。
よっしゃ、爪は折れただけで剥がれとらん、大丈夫やわ!
(爪に折れた線がついて、紫色になった指先を想像しました)
それよりも業者さんのところに行かねば!…と思い、
足をかばいながら歩きました。
(この日はお店に業者さんがみえていました)

業者さんとお話しをしている間、
痛みは治まらず増すばかり。
いて~、いて~と思いながら、我慢していました。

10分ほどお話をし、
業者さんが帰られた後に、靴下を脱いで足を見てみました。
こりゃきっと、爪が紫色になっとるはず…と思ったら、

あれ?
爪は折れておらず、変色も全くありません。

え?爪割れとらんに?
あたしゃ一体、何をしたんやろ・・・

よく見ると、
親指の横や裏が、赤や青や紫になっていました。

やば!こりゃ骨折か?
足を軽く振ってみましたが、
その振動が響くような痛みはありません。
捻挫かも。
きっとすぐ、痛みも治まるさ♪と思ったのですが、
靴下を履き直したら、急に激痛に変わりました。
靴は痛くて履けず、杖がないと歩けない状態になりました。

困ったなぁ、これじゃ明日から仕事できんじゃん…焦りました。
でも不思議なことに、
これも1時間ほど経つと、
痛いけれども杖無しで歩くことができるようになりました。

なんなの?この激しい変化。(苦笑)

よ~し、治まってきたにぃ♪と、再び足の指を見てみると・・・
ゲゲッ!!
非常にマズイ色、青紫色になって、
親指だけ大きく腫れあがって丸くなっていました。
触ると他人の指のような、
痺れているような感じもします。
まさか神経、切れちゃった?

腫れているので指は曲げられませんが、
触られている感覚は何となくあるので、
神経は切れとらんわな~と思いながら指を観察していると、
そこに子供たちがやってきました。

長男「何したの、その指っ!ゾンビみたいな色しとる!」

長女「何それ!明らかにマズイ感じやに。大丈夫?」

私「かくかくしかじか」

二人「うわぁ・・・痛そう~」

私「それがな、さっきほどは痛くないんやさ。」

長男「お医者さんに診てもらったら?折れとらん?」

私「骨折ならお医者さん行くけど、骨折ならもっと痛いやろ。折れとらんと思う。」

長女「それ、はっきり言って診てもらった方が良いと思うよ。ヤバそうやも。」

私「今日、寝れんかったら行くわぁ。」

寝る時に布団が触ると痛みましたが、
若かりし頃に足首に菌が入って化膿した時よりは全然マシです。
なので結局、お医者さんには行きませんでした。

本音は、お医者さんに行った方が良いと思いましたが、
指の固定じゃ、安静じゃ~になると、
仕事に差し支えそうなので…行きたくなかったのです。

その後、3日経っても、1ヶ月経っても腫れは引かず、
青紫色のままでした。
痛いよりも、腫れのせいで普通の靴が履けず、
雨雪に関係なく長靴を履いていました。
(「まんだ長靴なの?雪ないけど?」ってお客様に言われた。笑)


あれから3ヶ月以上が経ちました。

腫れが引くのに2ヶ月ほどかかりましたが、
今は普通の靴が履けます♪

青紫色だった指は、
ケガをして1ヶ月程はそのままでしたが、
だんだん薄茶色に変化していきました。
でも完全に治るのは時間がかかるのか、
肌の色はまだ元に戻らず薄茶色です。
(私ゃおばさんやで、内出血の治りが悪いんやわ、きっと。)

今も親指だけ、
何となく痺れが残っていると言うか、
裸足の指に布が一枚当たってる感じで、
自分の指なのは分かるけど、
他人の指のような感覚があります。
もともと外反母趾なのですが、
足の人差し指(?)の下に親指が勝手に潜り込みやすくなり、
歩きながら親指で人差し指を踏んでしまったりと、
何か変な感じになってます。

最近は指が動かせるようになり、
グーができるようになりました。
パーはやりにくく、横に広げにくいのですが、
全く広げられないことはありません。
パーが少しできるようになったおかげか、
人差し指で親指を踏むことも、
だんだん少なくなりました。

忘れたころに、ピリピリした痛みを感じます。
最近はそのピリピリ回数が減ってきたので、
良くなってきたんじゃないかな?



思うこと・・・
早く素直にお医者さん行けば良かったかも知れない(苦笑)。

皆様、痛い時は無理せずに
お医者さんに診ていただきましょう。